阪神隆盛で巨人の悲願「セDH制」ますます遠のく…発言力も「反対やから」の岡田監督が逆転

公開日: 更新日:

言い出しっぺは巨人・原前監督

 これと正反対なのが巨人だ。

 原辰徳前監督(65)がセ・リーグへのDH制導入を言い出したのは、日本シリーズでソフトバンクに衝撃の4連敗を喫した2019年のこと。「セのレベルアップを図るためにもDH制を導入すべき」と発言したことから、論争が始まった。

 さる球界関係者がこう言った。

「岡田監督はこの時の監督会議で『一番年上やから』と座長を務め、イニシアチブを取りながら『DH制反対の理由』について話しまくっていた。巨人は球団を挙げてDH制導入を狙っている。原監督は通算17年目という長い在籍期間もあって存在感と発信力はあったが、2年連続惨敗の責任を取って退任してしまった。これからますます岡田監督の発言力が増すのではないか」

 メジャーでは昨季からナ・リーグもDH制に変更されたが、巨人は今季6勝18敗1分けの「トリプルスコア」でやられた実力だけでなく、会議室での力関係も、阪神に逆転されそうな雲行きである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」