渋野日向子は“ラストチャンス”をモノにできるか…シード落ちなら懸念される新たな「重圧」
この試合で決まる。
米女子ツアーの「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」(米フロリダ州のペリカンGC=6268ヤード・パー70)が9日に開幕。日本勢は古江彩佳(23)、西村優菜(23)、勝みなみ(25)、渋野日向子(24)の4人が出場する。
ポイントランキング(PR)81位の渋野は現在シード(80位以内)圏外。今季最終戦となる次戦はランキングの上位60人しか出場できないツアー選手権。来季のシード権取りは今週がラストチャンスとなる。
ただ、もしシード落ちしても、来季の試合に出られなくなるわけではない。PR81位から100位選手のツアー出場資格のカテゴリーは「11」。11月末に西郷真央、吉田優利(23)、馬場咲希(18)が受ける来季の出場権を懸けた最終予選会の上位20人のカテゴリー「14」より上だ。とりあえず、来季も3月末からの試合には出場できるだろうが、「とりあえず」と言うのは、シード外の選手には試練が待っているから。
カテゴリー「9」以下の選手は、出場順位を見直す「リシャッフル」の対象となるのだ。