西郷真央「鋼のメンタル」と来季の可能性 ドライバーイップスから完全復活で6勝目
西郷の復活劇を並木俊明プロはどう見たか。
「最近は表情やプレーぶりからも自信が感じられる。イップスの原因は多々あるが、悪い結果をイメージすることもそのひとつ。曲げる、池に落ちると考えたらその通りになる。何かのきっかけでボールを打つ前に成功イメージが浮かぶようになったのでしょう」
西郷は来季の全米女子ツアー参戦を目指し、今月30日から6日間の最終予選会(米・フロリダ)に挑む。
「今の状態なら上位20人に入って合格する可能性は高い。同ツアーは大柄で飛ばし屋揃いだが、183センチのL・トンプソンのようにインパクト時に左足が動いて左右に曲げる選手が少なくない。日本選手は古江彩佳(23)や西村優菜(23)のように身長が150センチそこそこでもスイングが安定しており、フェアウエーに置ける。長い距離もユーティリティーを操りパーオン率も高い。西郷も1年目からシード権を取るでしょう」(前出・並木プロ)
来季は日本勢同士の優勝争いもあるか。