“異例のドラフト”から3年…「2020年の大豊作」をスカウトが手放しで喜べないウラ事情

公開日: 更新日:

 ところが、2020年ドラフト阪神を除いても「当たり年」と言っても過言ではない。中日高橋宏斗(21)、DeNA牧秀悟(25)、広島栗林良吏(27)、日本ハムの伊藤大海(26)、オリックス山下舜平大(21)、宇田川優希(25)など、プロ3年目にして早くも球界を代表する選手がゴロゴロと発掘されているからだ。

「これでは面目が立ちませんよ」と、前出のスカウトが続ける。

「技術だけではなく性格面までしっかりチェックして太鼓判を押した上で獲得しても、芽が出ない選手が山ほどいます。それなのに、例年よりも遥かに少ない判断材料で評価した2020年ドラフト組の選手たちがこれだけ活躍しているのですからね……」

 この年の大豊作は球界に一石を投じる結果になったようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末