どこよりも早い!来春センバツV候補3校の「強みと弱み」 明治神宮大会出場の有力校を先取り
【作新学院】4割超え打線武器に打倒・大阪桐蔭
主将としてチームを牽引する1番・小森一誠(2年)は機動力があり、3番・小川亜怜(1年)は関東大会で打率7割と安打を量産した。広田瑠稀哉(2年)も同.556。関東大会では3試合で27得点。チーム打率.430をマークした強力打線で「東の横綱」の位置付け。「打倒・大阪桐蔭」の筆頭に挙げられる。
さらにエースの小川哲平(2年)は最速147キロ。プロ注目の右腕だ。
セ球団のスカウトがこう言う。
「中学時代、栃木県選抜チームに選ばれて軟式球で144キロを出して話題になった。来年のドラフト候補だが、球速は出るのに、なぜか打者にタイミングを合わされ、バットに当てられるケースが目立つ。球の出どころが見やすいのか。センバツでは小川のデキがカギを握るでしょう」