FA山川穂高はソフトバンクには“劇薬”に…「4年16億円」獲得報道に大逆風
「小久保裕紀新監督の足かせにもなりかねない」
とは、地元福岡の放送関係者だ。
「山川を大型契約で獲得する以上、故障などよほどのことがない限り、一軍からは外せません。その分、小久保監督が二軍監督時代から目をかけてきた若手の出場機会が減る。小久保監督はどちらかといえば、生え抜きの選手を育て、チームの核になってもらいたいと考えている。山川がロクに活躍できないとなれば、チームの士気にも関わります。ましてホークスは昨年も80億円もの大補強をしながら、3年連続でV逸した。山川が不発に終われば、補強を進めるフロントのチーム運営に対する反発が一層強まるのは必至です」
ソフトバンクはこのオフ、育成、助っ人合わせて25人もの選手をリリースした一方で、助っ人守護神のオスナと4年総額40億円規模の超大型契約を結び、トレードで巨人から助っ人ウォーカーを獲得している。山川という“劇薬”をうまく使いこなせればいいが。