横綱が「決断する時」とは…八角理事長&芝田山親方の元横綱2人が心境を赤裸々吐露
「私は引退した場所(91年7月場所)の初日、曙(当時前頭筆頭)に吹っ飛ばされて、中日の8日目に安芸乃島(当時小結、現高田川親方)に負け、4勝4敗。今後も彼らと毎場所対戦することを考えると、これでは横綱としての責任は果たせそうにない……と。安芸乃島に負けた日、師匠の放駒親方(元大関魁傑)と相談して引退を決めました」
照ノ富士の体も、いつ限界を迎えてもおかしくない。北勝海のようにボロボロになるまで取り切るのか、それとも大乃国のようにスパッと決断するのか――。
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関連記事【前編を読む】…では、八角理事長と芝田山親方が満身創痍の照ノ富士について「元横綱」ならではの視点で語ってくれた。その中には「照ノ富士が一番、新横綱の誕生を望んでいるんじゃないかな」という衝撃の言葉も飛び出している。大相撲ファンは必読だ。