ドジャース大谷「三冠王」に追い風!エースとの再契約&最強打順「3番」で今季が絶好機
昨季はベッツが打率.307、出塁率.408なら、フリーマンは打率.331、出塁率.410。過去3年を見ても揃って、出塁率.340以上をマークしており、得点圏を含め走者のいる場面で大谷に打順が回ってくるケースが増えるのは必至だ。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。
「打者に専念する今季は、日本人初の本塁打王を獲得した昨季のようなパフォーマンスを発揮できれば打点も稼げてトリプルクラウン(三冠王)も決して不可能ではないでしょう。前を打つ2人だけでなく、大谷の後にもマンシー(昨季36本塁打、105打点)、スミス(昨季19本塁打、76打点)と一発のある打者が続くだけに、相手バッテリーは大谷と勝負せざるを得ない。おのずと本塁打と打点は増えるはず。問題は打率です」
大谷の打率は過去6年間で昨季の3割4厘がキャリアハイ。過去10年間のナ・リーグ首位打者で打率が最も低かったのは14年モルノー(ロッキーズ)の.319。大谷が打率トップに立つには、より安定感のある打撃が求められる。