プロの「時短」が目的だが…距離測定器はゴルフが趣味のアマにこそ推奨する
メジャーリーグが昨季から導入したピッチクロック(投球間の時間制限)も、試合時間の短縮が目的です。すべての競技がこの流れに逆らうことはできません。「時短」できるものは積極的に採用するべきではないでしょうか。
さて、測定器に話を戻せば、競技会には縁のないアマチュアや初心者にもぜひ、使って欲しい機器です。
例えば、第1打がグリーンセンターまで150ヤード杭のやや手前に止まり、ピン位置の表示はセンターから5ヤード奥。このとき、測定器で正確に「ピンまで158ヤード」とわかれば、「ピンの手前にキャリーで150ヤード打つ」と即決。距離に対する不安が消えればクラブ選択に迷わず、思い切り振れます。
その第2打が狙った通りピン手前に着弾し、ピンに向かってコロコロ転がり、バーディーチャンスにつけたときの快感は格別です。高低差も測れる測定器なら、なおさらスイングに集中できる。逆にミスをしても、正確な距離を知っていれば納得できるはずです。
セルフプレーが多いアマチュアこそ、最新機器を利用してゴルフを楽しんで欲しいです。