広島・大瀬良ノーヒットノーラン快挙の裏に「25歳・新星遊撃手」の抜擢あり

公開日: 更新日:

「信じられない。自分のことじゃないような気持ち。(最終回は)ここまで来たら、みなさんの前で達成できたらと思っていました」

 お立ち台でこう言って大歓声に応えたのは、7日のロッテ戦で自身初のノーヒットノーランを達成した広島大瀬良大地(32)だ。

 140キロ台中盤の直球とカットボール、スライダー、シュートなどを織り交ぜ、危なげない投球。無安打のたまま迎えた九回2死から2四球を与えると、投手コーチが持ってきた水分を補給する場面もあった。それでも最後はポランコを右飛に打ち取り、安打と得点は許さなかった。

 奪った三振はわずかに2、与えた四球は5。「なかなかお目にかかれない。素晴らしい記録」と喜んだ新井監督も「固い守備? 守っている野手も緊張したと思う」と言った。まさに打たせて取った大記録である。

 中でも遊撃の守備機会は、ゴロと飛球を合わせて8。安打性の打球を含め、全てを堅実、軽快にさばき、大瀬良を助けたのが、遊撃のレギュラーに定着した矢野雅哉(25)だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末