パリ五輪に行ける人、行けない人…大岩J米国戦で当落線上選手の明暗ハッキリ
ギリギリで最後の代表選考テストに合格したと言っていい。一方、斉藤と対角の右サイドアタッカーに入った三戸は、後半24分に攻め上がってゴール右からシュート。GKが弾いたところをエースFW細谷真大(22=柏)が2点目を決めた場面で目立ったくらい。後半35分までプレーしたが、この日のパフォーマンスではパリ行きは厳しいのではないか」
その三戸に代わって終盤に出場したのが、五輪代表に初めて選出された20歳のFW佐野航大(NEC)。昨夏、J2岡山からオランダに渡ってリーグ戦23試合で4ゴール.1アシストとブレイク。今回の遠征メンバーにサプライズ招集された。
「技術、スピード、戦術眼に優れ、ウイングやインナーMFなど複数ポジションをこなせるのも強味。しかし、攻撃系の代表当確メンバーとポジションが被る。FW荒木遼太郎(22)とMF松木玖生(21)のFC東京コンビと比べると、オランダで揉まれているとはいえ、代表入りは難しいでしょう」
とは、前出の六川氏だ。
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