山本由伸が負傷離脱 原因はドジャースの管理体制にあらず…登板前日に見せていた“前兆”
465億円右腕が早くも離脱である。
ドジャースは日本時間17日、山本由伸(25)を右上腕の張りのため、15日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。
この日の試合前、日米の報道陣に対応したデーブ・ロバーツ監督は「先を見越してILに入れるのが最善と判断した」と話した。
山本は先発した16日のロイヤルズ戦で「右上腕三頭筋」に張りを訴えて二回で降板。指揮官は前日の試合後、「前回登板の数日後から張りはあった。だから登板を遅らせたし、彼は登板するのに問題ないと言っていた」と説明。
ロバーツ監督によれば、山本が右上腕の張りを訴えたのは8日のヤンキース戦の数日後。山本はその試合で自身メジャー移籍後最多の106球を投げ、同最速となる約158キロをマーク。速球の平均球速は約156キロと、それまでの今季平均の154キロを上回った。
ヤンキースはア・リーグ東地区首位で、リーグの本塁打記録(62本)を持つジャッジ(32)を筆頭に打線が強力なチームだ。強敵相手だけに、山本がこれまで以上に出力を上げたのは想像に難くない。