それもこれも「海外あるある」。幾多の修羅場経験から分かり切っていたことだが、欧州再挑戦は苦境続きだった。
■「カズさんと一緒」に…と再帰国
結局、18年の1月には再び日本に戻ることを決断。J2の横浜FCで再起を懸けることになった。そこには京都の新人時代から師事していたカズ(三浦知良=JFL鈴鹿)がいた。
「カズさんと一緒にサッカーができたら、と思って横浜FCへの移籍を決めた。自分のプロ生活もそんなに長くないので、カズさんとできるチャンスも少ない。もう一度J1昇格を目指して頑張ります」
紆余曲折の末、偉大な先輩とともに再出発を期した。