巨人エース戸郷が口が裂けても言えない「東京ドーム恐怖症」…本拠地が最も被弾している意外

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 オールスターの選手間投票で、セ・リーグの投手は巨人戸郷翔征(24)が選ばれた。

 4年連続4回目の出場だが、選手間は初。「初めて選手間で選ばれたけど、一番うれしい。感謝したい。(対戦したい選手は)一番打っている近藤選手」とソフトバンクの安打製造機の名前を挙げた。

 今季は14試合に登板し、6勝4敗、防御率1.98。95回3分の2は7勝0敗のDeNA・東、8勝2敗の阪神・才木に続くリーグ3位。安定して長いイニングを投げている証しである。

 一方で被本塁打数はリーグワーストの9本。「一発病」に悩んでもいる。さる球界関係者がこう言った。

「9本中6本を本拠地の東京ドームで浴びている。優勝争いをする広島、阪神に2本ずつを献上し、東京ドームでの成績も2勝3敗、防御率3.02とイマイチ。『左中間、右中間が狭い東京ドームは打球がスタンドに入りやすい』とよく言われるが、巨人打線の本塁打の数はリーグ3位。かつては“パワープレー”で相手をねじ伏せるのがお家芸だったが、エースが最も被弾する球場になっているのが実情です。5月に戸郷がノーヒットノーランを達成したのは、東京ドームとは違って左右中間が10メートルほど深い敵地・甲子園でした」

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