ソフトバンク超新星・吉田賢吾 大学時代のキーマン3人…指揮官も称賛したプロ初打点

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 6試合目の出場となるソフトバンク2年目捕手の吉田賢吾(23)が昨16日のロッテ戦に「2番・DH」で出場。2安打を放って迎えた六回1死二、三塁でプロ初打点となる左犠飛を放ち、「打点を取るのが僕の仕事。今後も打点にこだわっていきたい」とお立ち台で笑顔を見せれば、小久保監督も「今日のポイントは吉田です。あそこ(0-0の五回無死一塁)はバントは全然考えてない中で、しっかりつないだ」と称えた。

 打撃を買われて7月5日に一軍デビューしたばかりの新星は、横浜商大高時代は通算15本塁打。桐蔭横浜大3年時に大学日本代表候補選考合宿に参加して、早大・蛭間拓哉(23=西武)、日体大の二刀流、矢沢宏太(23=日本ハム)の打撃に度肝を抜かれた。「自分のレベルはまだまだ。過信を砕かれた」とフンドシを締め直した。

 大学の1学年後輩で昨年、楽天ドラフト1位入団した左腕の古謝樹(22)は、逆に“吉田先輩”に影響されたクチだ。

「捕手が良ければ投手は育つと言うが、吉田は大学1年の頃から、全体練習前の午前6時半に自主練を行うのが日課だった。試合の日は夜が明ける前の夜中の2時半にグラウンドに行って練習することもあった。そんな姿を見ていた沖縄出身でノンビリ屋の古謝も練習するようになり、ドラ1投手に成長したといっても過言ではありません」(大学球界関係者)

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