広島先発投手陣に忍び寄る疲労の影…9月は防御率が大幅悪化
5日のDeNA戦では、延長十一回に勝ち越したものの、その裏に左腕・塹江が先頭の佐野に安打を浴び、バトンを受けた松本がオースティンに四球、牧に同点二塁打を許し、2死満塁から伊藤に押し出し四球。痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。救援防御率が12球団唯一の1点台(1.93)の自慢の救援陣もヘバっているのか。
「あの試合は抑えの栗林を使った後だったこともあり、仕方ないところはあります。次の試合はリリーフ陣が1点を守りましたから。新井監督は登板数や球数などをきっちり管理しているので、救援陣はまだ余力を残しているように見えます。とにかく先発陣のコンディションを戻すこと。ただ、残暑が厳しいマツダで6試合を残している巨人の投手陣もきついと思います」とは前出の川端氏だ。
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そんな広島は今オフ、主力投手の森下、大瀬良、九里の去就問題を抱えている。それらはメジャー挑戦、残留、国内移籍と三者三様で……。
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