巨人M9点灯!最後の“阿部マジック”に阪神岡田監督も警戒《原前監督時代より分からん》とボヤキまくり
阿部監督は開幕前、昨季6勝18敗1分けと大きく負け越した阪神戦について「今年は五分、12勝12敗でいい」と言った。これまで11勝11敗1分け。まさに予言通りだが、ある球界関係者がこう言う。
「先日は殊勲打を放った坂本について『困った時のベテラン。“体力が持つ限り”使いたいですね』と強調したら、3日後に体調不良でベンチ外。ネット上で『体力が持たないのが分かっていた?』と話題になった。阿部監督は捕手出身だから、相手投手のクセを見つけるのが得意。さらに配球のサインを自軍の捕手に出す。この時の『外せ』が当たるもんだから、他球団に『巨人はサインを盗んでいる』と疑われるほどです」
象徴的だったのは、7月17日の阪神戦だ。1点リードの六回1死一塁の守備で、カウント2-2からの5球目に「外せ」のサイン。このエンドラン封じが当たり、一塁走者大山の盗塁を刺して三振ゲッツーに仕留めた。阿部監督は試合後、「3-2になるのは承知の上。昨日、岡田監督が『走れ、走れ、言ってるのに走らない』ってコメントしていたから、動いてくるならここかなと。勝手な勘だけど」と胸を張った。