佐々木朗希の「投げては休む」をメジャーは受け入れるのか? 大谷翔平とは正反対のメンタル
ファンや選手が共感するのは自己犠牲の精神
第1戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放つなどシリーズタイ記録の12打点をマーク、シリーズのMVPを獲得したフリーマン(35)は右足首痛に加えて肋骨を骨折しながらの活躍だったことが後日、判明した。しかも、通常であれば数カ月離脱するくらいの重傷だったという。
米紙コラムニストのビリー・デービス氏は以前、本紙でこう言っている。
「米国のファンやメディアはもちろん、メジャーリーガーが共感するのは自己犠牲の精神を持った選手です。チームの勝利のため、チームの窮地だからこそ、多少、無理をしても腕を振る。同僚が故障すると、オレが投げると中3日で登板したロジャー・クレメンスしかり、ワールドシリーズで1、4、7戦に先発したり、はいていたソックスを血で染めながらチームを世界一に導いたカート・シリングしかり。自分の体を酷使してもチームのために目の色を変える精神の持ち主だからこそ、同僚も支持する。この投手のためにも何とか点を取ろうという気にもなるのです」
少なくともこれまでの佐々木のスタンスを見る限り、「自分の体を酷使してもチームのために目の色を変える精神の持ち主」のようには思えない。
ポスティングが決まった直後、本人は球団を通じて、
「マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」
とコメントしたが、体力面の不安はトレーニングや起用法などによって解消される可能性はあっても、メンタルまで変わるのかどうか。
その精神、考え方が米国のファンやメディアはもちろん、メジャーリーガーたちに受け入れられるか、心配にもなってくるのだ。
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佐々木朗希は昨オフ、母親と一緒になって「メジャーに行かせてくれ!」と泥沼交渉劇を繰り広げたのは記憶に新しい。そもそもなぜ、「母親」が首を突っ込んでいたのか。母親の正体と、当時の全内幕とは。
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