なぜ日本プロ野球に? 剛腕で鳴らした大谷の元同僚右腕シンダーガードが自ら売り込みの思惑
メジャーで実績のある大物右腕が日本でのプレーに興味があると明かした。
メッツ時代に2ケタ勝利を3度マークした通算59勝(47敗)のノア・シンダーガード(32)は日本時間27日までに、米ポッドキャスト番組「The Baseball Insiders」に出演。昨季、ガーディンアンズでプレーしたのを最後に、所属先未定のまま今季を終えただけに「チャンスをもらえるなら、どのチームでもいい。日本や韓国でプレーするのも、自分にとってはプラスになるかもしれない」と、NPBやKBОも選択肢に入れていると話した。
シンダーガードは2022年、FA移籍したエンゼルスで大谷翔平(30=現ドジャース)とローテの一角を担い、8月のトレードデッドラインでフィリーズに移籍するまでに5勝(8敗)をマーク。23年はドジャース、ガーディアンズでプレーしたが、2勝6敗、防御率6.50と結果を残せず、ガ軍から契約を解除されていた。
メッツ時代の全盛期には直球の最速161キロ、平均157キロをマークしたものの、20年に右肘靭帯を修復するトミー・ジョン手術を受けると低迷。21年9月に復帰してからは年々、球威が低下して昨季の平均球速は143キロだった。かつてのような力でねじ伏せる投球は通用しなくなり、昨季はついに浪人生活を余儀なくされたのだ。