3度目MVP菅野智之にドジャース以外で「打倒大谷」のモチベーション…現時点で3戦3敗、くすぶる歯がゆさ
巨人の菅野智之(35)が26日、NPBアワードに出席し、2020年以来4年ぶり3度目のMVPに選ばれた。
昨季は4勝8敗で「菅野は終わった」と揶揄されたが、今季は15勝3敗と完全復活。最多賞(15勝)、最高勝率(.833)、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、小林とのバッテリー賞を含め、「6冠」の受賞ラッシュ。「おそらく、去年の今ごろは、菅野がMVPを取ると思っている人は誰もいなかったんじゃないかと思うけど、自分自身、絶対やれるんだというということを信じて昨年のオフからトレーニングに費やしてきた」と胸を張った。
今オフは海外FA権を行使してのメジャー挑戦を表明。「この年齢で新しい挑戦ができるのはありがたいし、素晴らしいこと。舞台は変わるが、ここからまたチャレンジできることに感謝して成長していきたい」と話した。
25日には相棒の小林とバッテリー賞を受賞したばかり。選考委員を務めたプロ通算3085安打の張本勲氏から「米国に行く? オレの好きな大谷翔平を打ち取ったら大アッパレをあげる」とエールを送られた。日本ハム時代の大谷とは、球宴も含め、3打数3安打と打たれており、「(大谷が)1年目のオールスターでやったし、交流戦でも対戦して余裕で打たれている。後で(張本氏に大谷の)抑え方を聞こうかな」と笑ったが、さる巨人OBがこう言う。