なぜ日本プロ野球に? 剛腕で鳴らした大谷の元同僚右腕シンダーガードが自ら売り込みの思惑
シンダーガードは日本や韓国でプレーした選手から情報収集したそうで、「自分の投球を立て直したり、リセットの機会になると思う」とアピールした。
日本でプレーした大物投手といえば、20年のサイ・ヤング賞右腕で昨季、DeNAで10勝(4敗)をマークしたトレーバー・バウアー(33)が記憶に新しい。バウアーはドジャース在籍時の21年5月に、女性への暴行疑惑が浮上し、7月に制限リスト入りし、オフに契約を解除された。MLBから事実上、追放されたが、23年3月にDeNAと年俸4億円で契約。YouTubeで球場内外の様子を積極的に配信し、一時は60万以上のチャンネル登録者を集め、視聴回数も100万回を記録するなど、人気ユーチューバーとしても莫大な収益を得た。
SNS上ではシンダーガードの報道を目にした日本の野球ファンからNPB入りを期待する声が上がっており、実現すればバウアー同様、注目を集めるのは必至。そのバウアーは今季、メキシカンリーグでプレーし、MLB復帰は叶わなかったが、シンダーガードに前科はなく、来年の8月で33歳。日本でプレーしながら調整し、かつての球威が戻れば、メジャー復帰は決して不可能ではなさそうだ。