FA市場最大の目玉ソトがメッツ入り!プロスポーツ史上最高額「15年1148億円」は大谷バブルのおかげ
今オフも超大型契約が成立した。
ヤンキースからFAになっていたフアン・ソト外野手(26)が日本時間9日、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1148億円)で合意。昨オフ、大谷翔平(30)がドジャースと交わした10年総額1000億円を上回るプロスポーツ史上最高額。契約年数はパドレス・タティスJrの14年を抜いて史上最長となった。
複数の米メディアの報道を総合すると、大谷のような後払いはなく、契約金は7500万ドル(約112億4100万円)。5年目(29年)のシーズン終了後にはオプトアウト(契約破棄)条項が盛り込まれる。ソトがオプトアウトを行使した場合、メッツには30年から39年の給与を400万ドルずつ増額し、総額を8億500万ドル(約1200億円)にして引き留める権利が発生するという。
ソトは、ナショナルズで18年5月に19歳でメジャーデビュー。パドレス、ヤンキースと渡り歩き、メジャー通算7年で打率.285、201本塁打、592打点。25歳シーズンまでに通算200本塁打を達成したのは、ソトを含めて9人だけ。出塁率は毎年、4割以上をキープしており通算.421。ヤンキースの2年ぶり地区優勝に貢献した今季は、同僚のジャッジとともにア・リーグMVPの最終候補に選ばれ、記者投票で229ポイントを集め、3位に入った。