これまでの動向はアリバイ作り?予想通りのどっちらけ決着で「タンパリング疑惑」は再燃必至
「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります」
ドジャース入りを表明した佐々木朗希(23)は自身のSNSにこうつづったが、本当に「とても難しい決断」だったのかどうか。
獲得を目指した20球団中、ドジャースを除く19球団と多くのメジャー関係者は、その着地点が当初から最有力視された球団だったことから、やっぱり「密約説」や「タンパリング(事前交渉)疑惑」は本当だったのではないかといぶかっているからだ。
レッズとナショナルズでGMを務めたアナリストのジム・ボーデン氏は日本時間18日、ポッドキャストの「ファウルテリトリー」でこう言った。
「今後は複数のメジャー球団がMLB機構に、今回の佐々木との契約に関してドジャースが監査を受けるように要請するだろう。ドジャースと佐々木サイドに密約があったと信じているメジャー球団の幹部が複数いるからだ。佐々木サイドは全否定したものの、どこかのタイミングでMLB機構の調査が入るのは間違いないと思う」