日本ハム選手が鼻息荒げる“新庄査定”の中身…今季平均年俸は球団史上最高の4000万円超に
21日、選手会が加入選手を対象とした年俸調査を発表。前年、12球団ワーストの平均年俸3483万円だった日本ハムが9位の4062万円にジャンプアップした。
昨季は2年連続最下位から2位に躍進。昨22日の楽天戦で5号本塁打を放った万波(25)が、8000万円から倍増以上の1億6500万円にハネ上がるなど、多くの選手がバラ色のオフを迎えた。
自前のエスコンフィールドへの本拠地移転効果はもちろん、OBは「最下位に終わった就任1年目の2022年オフ、平均年俸は前年から8.8%のマイナスになったものの、『新庄査定』によって救われた選手も少なくない」と、こう続ける。
「新庄監督が『今年1年はトライアウト』と宣言したその年、選手の能力や特性を見極める意味合いもあって、若手もベテランも勝利を度外視した選手起用によって成績を落とす選手が続出した。ましてチームは断トツの最下位。厳冬更改を覚悟する選手が多いなか、大きく年俸を下げたのは複数年契約が切れたベテランの宮西(2億5000万円→5000万円)や出場機会が減った中島(8000万円→3000万円)くらい。