「ブラック・ヴィーナス投資の女神」城山真一著

公開日: 更新日:

 金沢に住む良太は、県の臨時職員として金融関係の相談員として働く。お金に困っている人を助ける仕事がしたいと、メガバンクから転職したのだ。ある日、良太は零細繊維会社の社長を務める兄から相談を持ち掛けられる。新しい機械を導入する資金を黒女神に依頼するつもりだというのだ。

 株取引の天才・黒女神が提示する報酬や要求に誠実に応じれば、希望した金額を手にすることができるという。良太が都市伝説だと思っていた黒女神は実在。黒女神こと二礼茜は、本当に1カ月半で兄が用意した種銭を4000万円にしてみせた。良太はその報酬として茜の助手を務めることに。第14回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の経済サスペンス。(宝島社 1500円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる