「いちばん探しの世界旅」吉田友和著

公開日: 更新日:

 初の海外旅行での世界一周後も海外への旅を重ね、90カ国以上を巡ってきた著者の旅エッセー。自分にとって「○○がいちばんな国」をつづる。

 例えば「世界でいちばん美味しい国」の章ではタイについて語る。世界一周のとき、日本を出て最初に降り立ったのがタイだった。そして今では一番訪問回数が多く、食事が美味しくなければきっとここまで頻繁には通わなかっただろうと言う。タイの屋台料理を代表するタイラーメンや、一番お気に入りのメニューのガパオライスなどを例に、その魅力について語る。

 その他、15年以上前の初訪問時に出くわした衝撃の光景、その後の変貌ぶりから「世界でいちばん驚く国」中国をはじめ、「世界でいちばん真面目な国」ドイツなど25カ国の旅を振り返る。

(産業編集センター 1210円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 3

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  4. 4

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 5

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ