「ごちそうさん」高視聴率を支える イケメン俳優・東出昌大の“素性”
9月30日に始まった杏主演のNHKドラマ「ごちそうさん」の視聴率が好調だ。初回で22%台を叩き出し、毎週連続の20%超を記録。10月16日には27.3%まで上昇して前作の「あまちゃん」の最高視聴率27.0%を上回った。
杏が演じる東京の洋食店・開明軒の娘・め以子の物語。東出昌大(25)が演じる偏屈な大阪男・悠太郎と恋愛し、食いだおれの街・大阪に嫁ぎ、大正、昭和をたくましく生きる姿を描く。
放送前は前作「あまちゃん」主演の能年玲奈の快進撃ばかり目立ち、杏の存在はかすんでいた。ところが、フタを開けたらロケットスタート。杏や母親役の財前直見らの好演もあるが、好調なのは長身で武骨な雰囲気を漂わせている東出の存在があるからだ。
杏が身長174センチ、東出が189センチ。大女と共演する男優としてはバランスがいい。埼玉県出身で特技は剣道、3段の腕前。高校時代にメンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを受賞した。卒業後は大学に進学したが、中退してジュエリーの専門学校に進み、俳優デビューは最近で、12年の映画「桐島、部活やめるってよ」だ。実は「あまちゃん」(若き日の大吉役)にも出ていて、朝ドラに上半期と下半期ともに出ている稀有(けう)な俳優である。