低迷「バイキング」で好評 サンドに高まる“ポスト有吉”期待
「地引き網芸人」の名をほしいままにしている。
4月に「笑っていいとも!」の後枠として始まった「バイキング」(フジテレビ系)。1%台を記録するなど出演者自ら低視聴率をネタにするのも定番になる中、すっかり大人気となったのが、月曜コーナー「生中継!日本全国地引き網クッキング」だ。
日刊ゲンダイも4月22日付の紙面で「救いはサンドウィッチマン」と報じたが、勢いは衰えるどころか加速。話題になったのは、悪天候で漁ができなかった先月26日の回。伊達みきお(39)が「今日はヤラセをやりまーす!」と宣言すると、カメラの目の前でターゲットの魚を網に投入する「公開やらせ」を演出するサービス精神を披露した。
全国を巡っていることもあって、月曜は中継先となった地方局の視聴率が10%を超えることも。一部週刊誌では「(フジ)局内で早くも全面リニューアルが話し合われている。サンドの中継のうまさや新鮮魚の映像がウケているので『全曜日、地引き網にする』という改革案が出ている」と報じられた。「サンドの事務所は難色を示している」とも書かれているが……。