ドラマ主演&長男も話題…俳優・千葉真一“再ブレーク”到来

公開日: 更新日:

 共演者の小泉孝太郎(35)は「ものすごい存在感で、画面の中に入られると一気に何かが激変する。コートジボワールのドログバ選手のよう」と撮影現場での存在感を例えていたが、キャリアを考えればさもありなん。

■長男の真剣佑もテレビに引っ張りだこ

 もっとも、俳優としての評価とは対照的に私生活は波乱続きで、野際陽子との離婚から2年後の1996年、28歳下の女性と再婚。

 その後、ハリウッド進出を目指してロスに豪邸を構えるも、トラブル続きで多額の借金が明るみになり、仕事以外のことでたびたびマスコミをにぎわせてきた。

「一頃はとにかくお金がなくて、千葉と語らうクルージングパーティーなんてイベントもよく催されていました。でも、最近は現妻との間に生まれた長男で俳優の真剣佑(まつけんゆう)(17)もテレビに引っ張りだこ。千葉に風が吹いています」(テレビ関係者)

 芸能評論家の肥留間正明氏は千葉の“復活”をこう語る。


「向こう意気の強さを武器に、この年までめげずに頑張ってきたからこその俳優復帰といえるのではないでしょうか。妥協できない性格だからカネには苦労し、辛酸をなめてきた経験は役者を続ける上で大きな糧になったはず。でも、俳優とはそういうもの。リバイバルブームにも乗っかり、往年の大スターの円熟した演技を、かつての千葉ちゃんを知らない若い世代に見せてもらいたいですね」

 75歳の再ブレークとはまさに“カミカゼ野郎”である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末