それ、ミドルエイジ・クライシスじゃない? 40代の焦りや不安を乗り越える5つの方法

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コクハク

40代の多くが「何をしても楽しくない」と感じるワケ

「40代、もう若くもないし体力もなくなってきたし、何をしても楽しく感じられない…」「毎日ルーティーンのような退屈な日々を過ごしていると、何のために生きているかわからなくなる」
 このように、ワクワクした感情を失って無気力になっている40代は多いのではないでしょうか。今回は、40代の多くが「何をしても楽しくない」と感じる理由と、退屈な40代におすすめの打開策を紹介します。

 40代の多くが「何をしても楽しくない」「毎日無気力に過ごしていてつまらない」と感じてしまうのは、ミドルエイジ・クライシスが原因の可能性が高いでしょう。

 ミドルエイジ・クライシスとは、40代〜50代にかけて起こる、自分の人生に焦りや不安を覚えて自分を見失う心理的危機のこと。

 40代に差し掛かると、自分のキャリアの先がたやすく想像できたり、若い頃に比べて体力の衰えを感じ、今後の人生を意識して「自分はこのままでいいのか」「本当の自分はこんな姿ではないはず」「今から何か始めないともう後がない」と焦燥感を抱いてしまう傾向です。

 このような心理的状況によって、「何をしても楽しくない」と感じてしまう可能性があります。

「人生、つまらない」「このまま生きていても楽しくない」と感じてしまうのは、あなただけではないので安心してください。

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何をしても楽しくない40代におすすめの打開策5つ

 では、何をしたらこの「毎日つまらない」と感じる状況を打開できるのでしょうか。ぜひここで紹介するものを実践してみてくださいね。

1. 運動を習慣化

 気分が落ち込んだら、騙されたと思って、何も考えずにまずは運動をしてみて!

 運動をすると、幸せホルモンといわれるセロトニンやドーパミンが分泌されます。

 運動後は体も心もスッキリして、「何か始めてみようかな」「今日はいつもと違う1日を過ごしてみようかな」と少しだけでもやる気が出てくるはずです。

2. 「いいな」と思うものは何か分析

 自分が「やってみたいな」「素敵だな」と感じるものが何なのか、紙に書き出して分析してみましょう。

 死ぬまでにやってみたいことをリストアップして眺めてみると、不思議と活力が湧いてくるものです。

3. 環境を変えてみる

 何年も同じような環境にいると、刺激を得られずに人生にマンネリを感じてしまいがち。

 勇気を出して環境をガラッと変えてみるのもおすすめです。新しい環境・新しい人間関係によってワクワクした感情を思い出せるかも。

4. 興味を持っている分野の勉強に没頭してみる

 興味のある分野を極めてみるのはどうでしょうか。

 どんなにマニアックな分野でも、自分の興味・関心があることを追究していくと胸が躍るような気持ちになるはず。「こんなことを勉強しても、仕事に活かせないし…」なんて余計なことは考えず、自分の知的好奇心に従って勉強を楽しんでみてください。

5. 恋愛をしてみる

 人は恋愛によって良くも悪くも感情を揺さぶられる生き物です。毎日にマンネリを感じているなら、恋愛によって感情にスパイスを与えるのもアリ。

 人は人から影響を受けて成長するので、恋愛をすることで、自分の人生に活かせる何かしらの経験・知識も得られるはずです。

 運動同様、恋愛をしているときも幸せホルモンが分泌されるともいわれています。

 そして「この人に振り向いてもらいたい」「この人に見合う女性になりたい」という感情は、女性としても人間としてもレベルを上げるきっかけになりますよ。

「40代、何をしても楽しくない」、それなら何より行動を

「40代、何をしても楽しくない」と感じているなら、何かしらのアクションを起こすことが大切。何もしなくては、楽しくない毎日のままです。40代の多くが「毎日つまらない」と感じているからこそ、「自分だけではない」「乗り越えられる」と前向きに捉えて、少しずつ日々に変化をつけてみてはどうでしょうか。


(コクハク編集部)

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