「呪怨」主演の佐々木希「シャワーシーンもありますけど…」
ファッション誌編集部の女の闘いを描いたドラマ「ファースト・クラス」でのモデル役から一転、映画「呪怨―終わりの始まり―」では“呪われた佐伯家”の恐怖に立ち向かう女教師を演じる佐々木希。初のホラー演技への意気込みを聞いた――。
「映画はたくさん見るけどホラーは大の苦手。でも、舞台裏では特殊メークで(悪霊役たちの)赤い目とか、すごいなあって思ってじっくり見てた。撮影現場にもずっといるようにして、幽霊姿の俊雄くん(小林颯)とずっとおしゃべりしてたり。子供が大好きなんです」
意外にもアットホームな現場だったそうだが、本番前には落合正幸監督が緊張感を高めてくれたという。
「その空気が心地よかった。大事なシーンでもこちらに任せてくれたりもして。今回は平凡な教師役ということもあるので、あまり作りこまず自然に演じました。ほかの人のお芝居に引っ張られて似た感じになるのも嫌だし、あくまで自分の感覚でいきたかったので、あえて直前にホラーや他の呪怨シリーズは見ませんでした」
それが功を奏したか、幾多のホラークイーンと比べても特徴的な生々しい叫び声にはオリジナリティーがあり、これまでの佐々木希のイメージをも覆している。