「バイキング」危険水域入り 浮上する大物司会者の名前

公開日: 更新日:

 フジテレビの“凋落の象徴”として話題になる昼のバラエティー「バイキング」がいよいよ危険水域入り。視聴率が持ち直さず、打ち切りに向けて動き出したという。今後は企画を一新してコテコテのワイドショーを再復活させる意向とも伝えられるが、早くもその人選に注目が集まっている。

「最短で9月、遅くても来年3月いっぱいまでに番組を終了させる方向で調整が始まった。編成サイドはもう少し粘りたかったが、営業サイドがこれ以上支えられないと事実上のギブアップ宣言したようです」(放送関係者)

 後番組の司会者だが、現在、名前が浮上しているのがみのもんた池上彰三宅裕司、綾小路きみまろといった面々。その理由をフジテレビ関係者が説明する。

「今までのフジではありえない顔ぶれです。というのも、今のテレビ界のキャスチングボートを握っているのはFM3層といわれる50歳以上の男女です。この層を押さえないことには視聴率はアップしない。日テレやテレ朝が絶好調なのはこの層を確実に押さえているからです。みの、池上、きみまろらに頼らざるを得ないのが現実なのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド