人気ヒール紅夜叉 「からあげGP」金賞の居酒屋を切り盛り

公開日: 更新日:

「ウチの唐揚げは梅肉ネギソース、甘辛南蛮、塩こしょう、カレーチーズ味、タルタルソースなど13種類あって、1年前からワンコインで唐揚げ丼のみのランチ営業を始めたんです。そうしたら、13種類全部を制覇するお客さんもたくさんいて、すこぶる評判がいい。で、モノは試しとエントリーしてみました」

 去年は17店だった予選通過が、今年は40店の大激戦。上位ランキングの中間発表に「なごみ亭」の名前はなく、周囲は諦めムードだったとか。

「ワタシは奇跡が起きることを信じ、4月25日の結果発表の日はそわそわしながら店で働いてたところ、金賞の連絡があって。文字通り、跳び上がりましたね。金賞受賞のニュースはテレビでも取り上げられ、ランチの時は注文を聞くか、鶏肉をさばいてるか、揚げてるかの忙しさ。うれしい悲鳴を上げてます」

 ランチ営業は紅さんと親方の妹の2人で切り盛り。親方はタッチしない。

■精神科に通ったブレーク前

 さて、89年、「ジャパン女子プロレス」からデビュー。91年、新人王トーナメントで優勝し、新人レスラーのトップに立った紅さんは、いきなりピンチに見舞われた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド