夏目三久を“出戻り”させ…日テレ「女子アナに清廉性」の笑止
銀座ホステス歴で内定取り消しの波紋
日本テレビのアナウンサー職に内定しながら、ホステスのバイト歴を理由に内定取り消し……。2011年にミス東洋英和にも輝いた笹崎里菜さん(22)が入社を求めて日テレを相手に起こした裁判が、前代未聞の大騒動になっている。
日テレの主張としては、ホステスのバイト歴は「アナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」という理由だが、この騒動をあざ笑うのがフジテレビだ。
フジは14日の「とくダネ!」でこの問題を特集。MCの小倉智昭が「学生時代にこれだけカワイイってことは、アナウンサーになったらもっと光りますよ」と太鼓判を押し、自身が所属し、取締役も務める「オーケープロダクションに来ませんか? お待ちしています」と呼びかけたほど。
また、16日の「Mr.サンデー」では笹崎さんと同じくホステスのバイトをしながら女子アナを目指す女子大生を取り上げるなど特集。MCの宮根誠司はアナウンサーと清廉性について、「自分は清廉性から一番遠いところにいる人間。フリーになるべくしてなった」と自虐的に語っていたが、学生時代のホステス歴など、今どき、フジをはじめ他局なら問題にならないレベルの話である。