「まっしろ」など5作が一ケタ…“ドラマのTBS”瀕死の重体
あまりの酷さに“テレ東に出稿した方がまだマシ”と真顔で騒ぎ出すスポンサーも後を絶たないというから大変だ。他局のドラマ担当の編成マンがTBSの惨敗の理由を解説する
「『美しき罠』は昨年不倫ブームを巻き起こした『昼顔』のパクリ。フジは女性の視点から恋愛や濡れ場を描いたがTBSは男性目線。ヒットするわけがない。『まっしろ』も医療モノならハズレがないという安易さが透ける。このキャストなら当たるだろうと視聴者を甘く見たのが『ウロボロス』と『流星ワゴン』。最近は視聴者もアメリカや海外のハイクオリティーのドラマを見慣れている。キャスティングだけで視聴率が取れる時代ではないんです」
TBSは「まっしろ」の担当プロデューサーが番組公式ツイッターで「結果において、すべての責任は僕にあります。堀北さんのファンの方に悔しい思いをさせてしまったことについても、率直にお詫びしなければなりません。申し訳ありません」と低視聴率を謝罪する異例の事態に発展。“ドラマのTBS”という自負もプライドもズタズタだろう。
「『半沢直樹』パート2の“神風”を待つしかない……」という内部の声が重篤患者と化したTBSの現状を物語っている。