元祖“ポチャタレ”かわいのどかさんは心理カウンセラー1級
「正義感が強く、人に頼まれるとイヤって言えない性格なのね。で、今のマンションの管理組合委員長は3期目。我が家のことより、マンションの大規模修繕や管理上のトラブル解決を最優先するんだから、人がいいのも考えものよ」
■5年前に乳がんが見つかって…
さて、山形市出身のかわいさんは78年に芸能界デビュー。愛嬌たっぷりのポッチャリ女優として人気者になり、数多くの映画、テレビドラマに出演した。
「5年前、NHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』の収録が終わった直後よ、乳がんが見つかったのは。自宅がある横浜市から配布された検診無料クーポンで検査してもらったら、左乳房上に直径2・5センチほどの腫瘍があるのがわかり、それもステージ4っていうじゃない。結婚記念日の4月19日に左乳房の腫瘍と、将来のリスクを避けるために右胸にあった良性のしこりも切除した。当時はさすがに落ち込んで夫と母宛てに遺書を書いたけど、手術は無事成功し、2カ月にわたる放射線治療のかいもあって、5年経った今でも全然大丈夫。乳がんの場合、寛解は10年だそうで、あと5年は様子見。おとなしくしてるわ」
その明るさなら、がんも尻尾を巻いて逃げ出すだろう。
「だって、クヨクヨ考えてても、物事は改善しない。つらくても楽しく笑ってれば、そのうちにいいことあるって。座右の銘は『笑う門には福来る』よ、ハハハ」