「のど自慢」でやる気満々 NHKにすり寄るSMAPのもくろみ

公開日: 更新日:

 さらに「SHAKE」を歌った時は「『のど自慢』の日は、鐘が2つでもイライラしない~」とソロ部分を替え歌サービス。素人さんを盛り上げるキムタク、好感度は間違いなく上がった。

 他のメンバーも1曲終わるごとに、交代で出てきては出演者とちょっとしたやりとりをするなどホストに徹してSMAP大活躍。もし仕事がなくなってもこの調子で「のど自慢」について地方を回れば食いっぱぐれはなさそう。

 ところで、今回のSMAP出演はいわば前哨戦のようなもので、実は26日に「SMAPプレゼンツNHKのど自慢in山田町」という特番を放送する。東日本大震災の被災地・岩手の山田町での「のど自慢」。SMAPは収録前日に行われた予選会にも参加し、審査員を務めたという。予選会まで参加するとはこりゃ、本気で「のど自慢」を乗っ取るつもりか!?

 SMAP5人がレギュラー出演する唯一の番組「SMAP×SMAP」も2週連続ヒトケタ視聴率でジリ貧。そもそもファンは40代以上が圧倒的で、若い子にはオッサン扱いされ、アイドルと呼ぶのもさすがに苦しい。

 このあたりで、視聴者の年齢層の高いNHKにシフトチェンジする作戦で、今回はその第一歩なのでは!? なかなか賢い戦略だし、NHKにすり寄るのは5年連続「紅白歌合戦」のMCをつとめる後輩・嵐から、MCを奪還しようというもくろみもありそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動