父母に計7000万円で…小島よしお「今が一番借金中」のワケ

公開日: 更新日:

 思い返せば、実家から通っている時もけっこう貧乏でしたね。当時、5人で「WAGE」というグループを組んでいて、2、3カ月に1回、「新宿シアターモリエール」とかの小劇場で単独ライブをやっていたんです。ボクはネタが書けないのでチケットを売る係。渋谷のセンター街で歩いている人に1枚2000円のチケットを「買ってください」って。

 当然、簡単に売れるわけがないから「カネは面白かったらでいいから」って150枚くらいさばき、結局自分でかぶっていました。だから1回ライブをやると借金が増え……。学生ローンや消費者金融で借りたけど、消費者金融は当時27%くらいの高金利だったから返済が大変。

■両親に購入したマンションは30年ローン

 でも、親に「カネ貸して」と言ったことはありません。父親は千葉で語学学校を、母親は沖縄で沖縄料理の店を経営していたんですけど、どちらも楽ではないことを知っていたので。授業料は払ってくれたけど、留年してからは自分持ち。だから、大学5年目からは授業料もアルバイトで稼いでいたんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド