<第3回>舞台に鹿の剥製や超特大ガラガラ、人間ひな人形を…
私が最初に衝撃を受けた志の輔作の新作落語は、パルコ公演6年目の2001年に演じた「ディアファミリー」である。父親の勤続30年の記念に社長から大きな鹿の頭の剥製が家に届く。家族が全員で置き場所について揉めていくうち、自分が大切にしていた物が他の家族にとっては邪魔なゴミ同然だったと…
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