演出家・蜷川幸雄さん通夜 キムタクら著名人1200人が参列
肺炎による多臓器不全のため12日に亡くなった演出家・蜷川幸雄氏(享年80)の通夜が15日、青山葬儀所でしめやかに営まれた。
弔問に訪れた芸能関係者や著名人は約1200人。ファンも含め約1600人が参列した。
その中には藤原竜也(34)や寺島しのぶ(43)ほど有名な関係性ではないが、かつて蜷川氏演出の舞台「盲導犬」(89年)でしごきを受けたSMAP木村拓哉(43)の姿もあった。舞台に出演した当時はまだ16歳。いろいろと込み上げる思いがあったのだろう。報道陣の前で言葉を発することはなかったが、赤いバラと白い花で彩られた祭壇を離れる際には涙ぐんでいた。
遺影は昨年9月、「NINAGAWA マクベス」の舞台稽古中に長女で写真家の蜷川実花氏(43)が撮影したものが使われた。