都知事選で応援演説 森進一と鳥越俊太郎氏の意外な“交友”
わずか40秒の演説にはビックリだったろうが、聴衆たちがもっと驚いたのは都知事候補・鳥越俊太郎氏(76)の応援弁士として歌手の森進一(68)が登場したことではなかったか。なんでも2人は「40年来の友人」(鳥越氏)なのだとか。どんな付き合いだったのか?
「鳥越さんがまだ『サンデー毎日』の記者だった77年、すでに大スターだった森さんを密着取材して以来の付き合いだそうです。すぐに意気投合し、鳥越さんは森さんのツアーなどにもたびたび顔を出してました。演歌系にはあまり友人の多くない森さんですが、新しいものや社会問題には関心があり、ニューミュージックの人たちや文化人との交友は意外に広い。鳥越さんもそうした中の一人だったのでしょう」(ベテラン芸能記者)
そんな関係もあり、ジャーナリストだった鳥越氏は森に関するいくつかのスクープもモノしていた。06年、森が2人目の妻・森昌子(57)と離婚した直後には、当時、森が自殺を考えていたこと、09年、森の最初の妻・大原麗子が亡くなった際には、森が「家庭を守ってくれるなら」という条件を出したところ、大原が「努力します」と受けて結婚に至った秘話などなど。