<第6回>経理部から「中村君ってあなただっけ?」と電話
“ニュースの天才”M記者が編集部からいなくなって、しばらくしたときのことだ。校了日に編集部で仮眠していた私を起こしたのは経理からの内線電話だった。
「中村さん、さっき提出された精算の件ですけど、計算が間違ってますから書き直してもらえますか」
「え? 今日は経理に行って…
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