著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

竹内涼真 熱愛報道と急速火消しに見たアイドル俳優の試練

公開日: 更新日:

不倫」が主流をなしていた最近の芸能ニュース。久しぶりに普通の熱愛報道があった。朝ドラ「ひよっこ」で人気が爆発した竹内涼真(24)に地下アイドルと呼ばれるグループの里々佳(22)とのお泊まり愛が発覚。

 かつては、食事だけでも熱愛と報じる時代もあったが、今は通じない。熱愛を証明するには「泊まった」という事実。恋愛適齢期の恋ではごく普通であることも、不倫のような刺激がなく世間の関心は薄いが、熱烈な竹内ファンはネットなどで大騒ぎ。火消しを迫られたように、先日、ドラマの完成試写会に出席した竹内は「ご心配をかけて申し訳ありません。友達の一人です」とファンに向けた謝罪と否定を語った。

 過去にあった人気俳優と変わらない普通の対応。初スキャンダルとはいえ、判で押したような言葉は「言わされている」という感は否めない。今後の2人も何事もなかったように自然消滅するだろうと、容易に想像がつく。不倫は「嘘」「逃げる」など、当人の素が出るから報道も尾を引くが、独身同士の熱愛は「友達」と対応するだけで一件落着。政界のニュースなどの喧騒の中で消えていき、さほどのダメージは残らない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末