アイドル寄り容姿の進藤晶子とTBS“夜の声”だった小島慶子
進藤から1年遅れて入社の小島慶子はオーストラリア出身で学習院大卒の才女。172センチの長身でTBSに多い「スーツが似合うショートカット系アナ」のひとり。ラジオ番組で一緒になった際、外国人アスリート並みの長身と威圧感に圧倒された記憶がある。
局アナ時代は「ニュースフロント」や「時事放談」などを担当。テレビよりラジオのパーソナリティーとして活躍、TBSの“夜の声”という印象もある。そして「久米宏 ラジオなんですけど」や「小島慶子 キラ☆キラ」などで独自のトークを進化させる。30代で2児を出産後、38歳で雑誌の水着グラビアに挑戦。濡れた髪と水着に女優のような色香が漂い、話題になった。
十数冊に及ぶ著書や連載を持つ。独特の視点で(良くも悪くも)モノ言う数少ない女子アナ。今月もある番組で近況を告白した。オーストラリアに住み、夫が仕事をしてないので、子供と離れて日本に出稼ぎに行く生活だそうで、「いつも不安で崖っぷちを歩いてる感じ」。当分、バラエティーで活躍しそうだ。
(作家・松野大介)