泣けるほど面白いと話題 「おっさんずラブ」大健闘のワケ

公開日: 更新日:

 たとえ練られた脚本とはいえ、実際に立たせるのは演者の俳優陣だが、いずれも個性豊か。万年ネクストブレークの座に甘んじデビューから15年超もの間、“2番手”の配役で確実に力をつけてきた田中、舞台畑の吉田とともに“遅咲きの俳優”が味のある演技を見せているのだ。

「コワモテの中年が年甲斐もなく手作り弁当を作ってビルの屋上に呼び出したり、乙女のような表情を見せたり。キモイと思われがちな描写をふざけるのではなく、真面目に肩の力を抜いた演技でやるからこそ、視聴者は思わずにやけてしまう。まさしく長年の演技経験がなせる業でしょう」(前出の桧山氏)

 12日放送の4話からは先輩上司の眞島秀和も第3の男として参戦する気配……。食わず嫌いで見ないのは、あまりにもったいない!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」