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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

長澤まさみ、TOKIO松岡も当たり役 春ドラマは見ごたえあり

公開日: 更新日:

 GWといっても出かける予定がない人は、ドラマはいかが? 春ドラマのオススメを。

 まずは月9。長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)。

「リーガルハイ」の古沢良太脚本なので間違いないとは思ったが、長澤演じる信用詐欺師・ダー子のハジけっぷりは堺雅人以上。

 女賭博師にCAに新卒学生に旅館の仲居……くるくる変わるコスプレに、変顔も辞さない体当たりの演技でコメディエンヌぶりを発揮。東出昌大演じるボクちゃんみたいに長澤に振り回されたい! と思う男性も多いはず。

「JP」と同じ1話完結は「正義のセ」(日本テレビ系)。

 吉高由里子が正義感の強い新米検事になって奮闘。木村拓哉の「HERO」の女性版で既視感は否めないが、気楽に見られていい。

 山口達也メンバーが所属するTOKIO松岡昌宏の当たり役「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)は前作好評につきパート2。松岡が女装して家政夫になるなどただの悪ふざけかと思ったらさにあらず。本家「家政婦は見た!」にも負けないエッジの利いたブラックコメディーだ。

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