“やらかし”対策だけにあらず…ジャニーズが変えるべき社風
元TOKIOメンバー山口達也(46)の淫行事件は、ジャニーズが被害者の女子高生との間で示談を成立させており、昨年の法改正で性犯罪が厳罰化されていなければ、闇に葬られていた可能性も指摘されている。強制わいせつ及び準強制わいせつ罪は親告罪で、被害者が訴えなければ公訴を提起できないものだったからだ。
■熱狂的ファン「やらかし」とのトラブル事例
「ジャニーズJrのメンバーが埼京線池袋駅のホームでファンの女性の顔面を殴り、右眼窩底骨折の重傷を負わせたと2014年に週刊誌が報じたこともありました。ジャニーズはこの被害女性と示談したことを認めています。女性はこのメンバーのファンということもあり警察に被害届は出さなかった。山口氏の件といい、この件といい、問題があっても示談で表沙汰にならなかった事例は他にいくつもあるんじゃないか。そんな印象を持たれても仕方ない」(スポーツ紙芸能デスク)
このJrメンバーの報道の際は、ファン女性の「やらかし」という用語も飛び交った。熱狂的なファンのことで、執拗な追っかけなどの行動に及び、時にタレントを追い込んでしまうのである。