米俳優で別格 トム・クルーズ人気支える日本のオヤジ世代

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「フィルモグラフィーを振り返ると、青春スターとして注目された初期の頃は女性ファンが中心だったと思います。それからアカデミー賞狙いの時期があり、20代後半から30代にかけては、演技派としてキャリアを積み上げようとしていたのが分かります。しかし、アカデミー賞は主演男優賞に2度ノミネートされながら、いずれも逃してしまった。それで、ここが凄いのですが、40前後になって開き直った。アクション馬鹿一代でいいという決意すら感じます。このあたりの潔さもあって、ファン層は男性にシフトし、その後は一切ブレていない。彼はサイエントロジーという新興宗教の支持者で、全米ではバッシングもありましたけど、それすらアクションで吹き飛ばしてしまった印象がある。今やS・マックイーンに近い存在だと思いますよ」

 トム大好きの日本ファンの中心は女性ではなく、実はオヤジ世代。“おっさんずラブ”だった。

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