「半分、青い。」と「きぼむす」佐藤健キスシーンの明と暗

公開日: 更新日:

 19日放送の朝ドラ「半分、青い。」(NHK)でのキスシーンが物議を醸している。

 ヒロインの鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)がいろいろあって現在バツイチ同士、共同経営者になってそよ風が吹く扇風機を開発中だ。早朝、鈴愛が出勤するとそこにはソファで仮眠する律の姿が。その寝顔に思わずキスをしようと顔を近づける鈴愛。

 唇が重なる直前に律が目を覚まし、鈴愛の手を取って「おはよう……入る?」とくるまっていた毛布のなかに誘い、後ろからギュッと抱きしめる。「律は温かい」と鈴愛。姿勢を変えて向かい合い、今度は律が鈴愛にキスをするというもの。

 見ようによっては美しいともいえるが、「見るに堪えない」「吐き気がする」「不愉快」と批判的な声が圧倒的。役柄の2人が40代という設定なので「中年同士がキモい」とか、「仕事場で発情するな」「最後までプラトニックでよかったのに」という意見も。

「高視聴率だが、そもそもこのドラマ自体、何がしたいのかわからないと批判の方が多く、本来なら鈴愛と律がようやく結ばれたかと共感を呼ぶはずですが、逆効果になりました。先日、最終回を迎えた『義母と娘のブルース』では佐藤健が別れ際、綾瀬はるかのおでこにチュッとキスしたのですが、あれはよかったと共感を呼んでいます。同じ佐藤健でこの違い。露骨なのがいいとは限らないということでしょう」(ドラマウオッチャー)

 脚本家自らせっせとSNSに投稿、視聴者の興味を引っ張ってきた朝ドラだが、朝からちょっとやり過ぎだった!?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情