沢田研二は14年前にも…公演ドタキャンの真相は客の不入り?

公開日: 更新日:

「本日の公演は契約上の問題が発生した為中止とさせていただきます」――。歌手の沢田研二(70)が17日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だったコンサートを開演1時間前に“ドタキャン”して大騒ぎになっている。会場前には「契約上の問題」と書かれた張り紙が掲示され、会場スタッフが拡声器で文面を読み上げただけで詳しい説明はなし。詰めかけたファンがSNS上で「ドタキャンかよ」「勝手にしやがれ!」と不満をぶちまけるのも当然だろう。

 沢田は現在、7月からスタートしたコンサートツアー「70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』」の真っ最中。来年1月21日の日本武道館公演まで66公演が予定されている。沢田の所属事務所も対応しておらず、いまのところ真相は不明だ。

「一般的に中止理由として考えられるのは悪天候や体調不良。しかし、台風などの天候は関係ないし、体調不良ならそう発表すればいい。もうひとつは会場規模に対してチケットが思うように売れなかったためギャラで揉めるケース。さいたまスーパーアリーナは1万2000人収容ですが、たとえば半分以上チケットが売れなければギャラをダウンするという取り決めなどを交わし、実際、チケットが当日券を発行してもさばけないこともままある。その場合に赤字は避けたい主催者側の申し出に対して沢田サイドが納得がいかず、だったら中止だということも考えられます」(コンサート興行関係者)

 沢田は14年前の2004年にもコンサートをドタキャンした過去があり、このときはチケットが売れずに集客がうまくいかなかったことが原因といわれている。真相はこれから明らかになるのだろうが、ジュリーに会えるのを楽しみにしていたファンの悲鳴を背中で聞いて“あばよ”では済まされない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり